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尊重

今後、本格的に仕事をするようになれば、世の中にいるみんなの考え方の全部を尊重することなんてことは不可能だ、純粋に高見を目指しながら人と関わるなんてできない、と思い知っていくに違いない。―(長い終わりが始まる/山崎ナオコーラ)

ホットケーキ

「オレは、ハラが膨れればいいとしか思ってないから。だけど、この世界には、こういうホットケーキなんていう可愛いメシを発明する人間もいる。それが面白い」「発明かー、発明かー」「面白い。敷衍していくと夜には暗闇だけじゃなく寒さがあるのは面白い。音楽には音程だけじゃなくリズムがあるのは面白い。アパートにかんちゃんがいるのは面白い」「やった!いい話?」「かんちゃんと暮らすようになって、オレの人生が彩色されたように感じる」「私は真野といると、私の生活には意味があるんだっていうことに気付く」「ほほう」「では、第二弾を焼く!」―(論理と感性は相反しない/山崎ナオコーラ)

関わり

この世界を生きているとき、話してみたいという純粋な欲望だけで、人と関わるときがある。―(浮世でランチ/山崎ナオコーラ)

変化

立派な人間になれなくたって、周りの人に迷惑をかけたって、こうした化学変化が絶えず起きている世界で生きていけるのは嬉しいことです。―(浮世でランチ/山崎ナオコーラ)

特質

氷の国に生まれて、南の島を夢見ることはできても……実際に脱出した人はどれだけいるのだろうか? 環境を受け入れるということが人間の特質ではないだろうか。―(イルカ/よしもとばなな)