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カウントダウン/カウントアップ

 土曜日が出勤だと、週末という感じがしない。有休を取っている人も多かったが、実習生という身分は弁えないといけない。

 今週は、13日のサスカの新譜、15日の飲み会、17日のユニゾンのライブのおかげで乗り切れるだろう。そろそろGバンドにも顔を出したいので、16日は行けたらいい。その後も、20日に森広隆の7年振りのフルアルバム、24日は2月以来、久々のバンアパ!実習が関東圏で本当に良かった。それが終われば、実習ももう終盤。何とか乗り切れそう。

 しかし、こうやって楽しみのために一日一日を消化しているのだが、そんなカウントダウンの意識のままじゃダメなんだろうとも思う。イチローが3085安打の日本記録を更新した時に、「カウントダウンではなく、カウントアップ」という話をしていた。「なるほど」と感心したが、あまりにカウントダウンで一日一日を生きている自分に気付いて愕然とした。

 確かに定年というゴールはあれど、そこはカウントダウンの終了ではなくて、カウントアップの締切にしなくてはいけないんだと思う。もっと言えば、死ぬまでが人生のカウントアップの締切なのだろう。一日一日を消化するのではなく、積み上げていく生活を。

世界で一番南の村

【TV】NHK BShi 5月6日(水) 午後3:00~4:30
プレミアム8<紀行>
世界一番紀行▽世界で一番南の村~人類の旅路の果てプエルトトロ

定住者がいる「世界で一番南の村」、プエルトトロ(チリ)。
村人はわずか29人。一年中強風が吹く。
作家・池澤夏樹さんがこの村を訪ね、幸福のあり方について考える。(番組サイトより)
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 実は、4/29に本放送があったのだが、全く知らずに見逃してしまった。その後、NHKの番組サイトを覗いたら、5/6に再放送すると書いてあって歓喜し、満を持して視聴した。

 池澤夏樹が自ら世界で一番南の村・プエルトトロに赴き、現地の人と接する。決して楽ではない生活の中で、それでも「ここが好きだから」と笑顔で語る人々。「苦労が嫌だから生きることを辞める人はいない。苦労とは生きる手応えなのだ。」 いかにも池澤夏樹らしい感じ方だ。

 番組のナレーションに加えて、所々に本人の文と語りが入る形式で、池澤夏樹という人物が単なるタレントとして起用されるのではなく、番組の登場人物として位置付けされていて、ファンとしては心地よい番組だった。

 池澤氏はその小説と同じく、優しく柔らかい語り口の人だった。また一つ印象が良くなった。文庫落ち待ちの小説を衝動買いしそう。

 しかし、ゴールデンウィークの最後の日に、こういう番組を放送するのはとても良いことだ。明日からまた、生きる手応えを感じよう。

特質

氷の国に生まれて、南の島を夢見ることはできても……実際に脱出した人はどれだけいるのだろうか? 環境を受け入れるということが人間の特質ではないだろうか。―(イルカ/よしもとばなな)

牢獄

こんなところに閉じこめられてまでこんなふうに夢中で遊んでるなんてすごいな、私もそういうふうでありたいな、と思った。自分がどんな牢獄にいようと、そのことにどんなに切実に気づいていようと、遊んでいられたら……。―(イルカ/よしもとばなな)

サーフィン

彼らのような人生は、案外、充実した生き方なのかもしれない、と思った。うまくいっているときは特に、全部のバランスがまるでサーフィンのように、いい波に乗っているように一瞬の輝きで、取れるのだろう。悪いときはきっと彼らは次の波を待てるのだろう。それは心が孤独という要素で豊かに満ちているからだろう。―(イルカ/よしもとばなな)

レベル

 あるニュースの中で、当然のように「舌包み」と書いてあって、そのレベルでライターが務まるのか、とちょっと唖然とした。

 小説を読んでいると、言葉には色んな使い方があるものだ、と感心する。本当の小説家というのは言葉を使いこなすプロで、そういう人の文章こそ読む価値がある。そして、自分の文章の書き方を振り返るきっかけともなる。

 ネットは誰でも無料で発信できるのがウリだが、あまりに無神経な記事が多すぎる。別に読む方としては迷惑を被るわけではないからいいのだが、間違った言葉遣いは、それを書いた人間のレベルが垣間見えてしまうので、そんな記事を読むと恥ずかしくないのだろうかと心配になる。

 時々、自分も使っている言葉に自信がない場合があるが、そういう時は必ず用法を調べて正しく使おうと心掛けている。そういうこともせず、間違っていることさえも気付かないのは、愚かな自分を公衆の面前に曝け出す愚行であると思うのだが。

 そうはならないように気をつけたいと切実に感じた。

4月分。

★超おすすめ
●おすすめ

さらい屋五葉(6) / オノ・ナツメ
鈴木先生(7) / 武富健治
水惑星年代記 月刊サチサチ / 大石まさる
鴨川ホルモー(3) / 原作:万城目学 作画:渡会けいじ
青い花(4) / 志村貴子
とろける鉄工所(1) / 野村宗弘

ビッグコミックスピリッツ No.19 No.20 No.21 No.22・23
モーニング・ツー No.21
アクションZERO Vol.10

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド(下) / 村上春樹
●クジラが見る夢 / 池澤夏樹
岬 / 中上健次
人のセックスを笑うな / 山崎ナオコーラ
●卒業 / 重松清
流星ワゴン / 重松清
つきのふね / 森絵都
アーモンド入りチョコレートのワルツ / 森絵都
ミラクル / 辻仁成
●イルカ / よしもとばなな
●イッツ・オンリー・トーク / 絲山秋子

 4月。社会人としてのスタートを切る上で、これだけ狙ったように漫画の発売が少ないと、もうどうしていいやら。出版界の壮大な嫌がらせかと。おかげで、もう少しで「GIANT KILLING」とか「深夜食堂」とかに手を出す所だった。でも、引っ越すまでは新しいものに手を出すことはなるべく避けなければならない、という自制心が少し働く。といいつつ、微妙に「とろける鉄工所」に手を出すという体たらく。何故そこに、という。

 今月も特筆すべきものはなく。「鈴木先生」が本当にキツい。多分、読んでいる人は分かると思うが、巻を重ねるごとにキツい。「青い花」と「放浪息子」のキャラがごちゃごちゃになって俺の頭の中がカオス状態。

 漫画が少ない代わりに、電車通勤のおかげでかなり小説が読めたことが救い。このペースで年間を通じて読めたらいいんだけども。中上健次の反動で最近は読みやすい小説が続いているが、然るべき時に阿部和重の「シンセミア」を読み始めようと思っている。文庫全4巻なので読みきれる自信がないが、これを読まないと「阿部和重が好き」とは声高に言えない気がしている。

 よしもとばななの「イルカ」は、読み始めは凄い小説かもしれないと思ったのだが、中盤から後半にかけての書き方が荒い気がした。でも、おそらくこれは妊娠・出産の時期にしか書けない作品で、荒くとも無理をして書いたということが、後の作品に繋がっているんだろう。キレイな書き方ではないが、根源にあるテーマは揺るがない。そんな気がした。

 その他、機会があればその内一冊ずつ寸評を書きたい。

Ame(B)

 雨は嫌だ。洗濯もできない。買物に行くのも面倒。明日は晴れることを願う。

 あいにくの天気なので部屋に引き籠って、日がな一日動画ばかり見ている。

 ニコニコ。きよ太のピクミン実況が溜まってしまったので消化しているんだが、2より1の方が面白かった気がする。惰性で視聴している。まっくすの鬼畜が終わった今、Pの高速マリオ3が一番楽しみ。幕末志士も早く新作を出して欲しい。

 アニメ。「リストランテ・パラディーゾ」のOPが良い。最初曲を聴いた時、どっかで聴いたことある雰囲気だなぁと思ったら、orange pekoeだった。中身も良い。後、「東のエデン」を見てみた。しかし、滝沢が森田まんまなんだけど。羽海野はキャラ作りがあだち充タイプなのか。東のエデンのEDも聴いた瞬間に「あっ」と思ったら、school food punishmentだった。

 音楽。サカナクションの「三日月サンセット」が良すぎる。イントロが神懸かってる。ライブ映像も見てみたが、このバンドはどっちかというとCDバンドかもしれない。ちょっと行ってみたいと言えば行ってみたいけど。

 それにしてもあまりに怠惰な一日だ。でも、雨の日だから仕方ないよね。

土曜日

8時、起床、朝食。
9時、洗濯。
10時、掃除。
11時、ニコニコ。
12時、昼食。
13時、風呂。
14時、買物。
15時、夕食下ごしらえ。
16時半、お茶、読書。

 まだ夜がまるまる残ってる。休日ってなんて素晴らしいんだろう!

「ひとの声ほど心を癒すものはないんです」―(卒業/重松清)