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スルッとKANSAI

 台風直撃により、観光どころではないと思われた京都・奈良旅行も、7日の夜中に台風が過ぎてくれたおかげでほとんど影響は無く、通常通りに楽しむことができた。前半2日間は秋雨前線により雨模様だったが、後半2日間は天候も好転。充実した4日間だった。

 今回は奈良、京都、大阪、京都という関西巡りの旅になった。というのも、昔行った所を再訪しようということになったからだ。若かりし日の旅行をトレースする旅。海遊館、天保山観覧車、道頓堀、日の出うどん、第一旭、伏見稲荷など、以前に訪れた所を懐かしみながら巡った。

 特に、食の味は記憶を鮮明に呼び起こしてくれる。

 永観堂近くの「日の出うどん」のカレーうどんは本当に幸せになる味だ。雨で冷えた体がぽかぽかになり、食後はそこはかとない幸福感に包まれた。食べ物であそこまで幸せになれるのも珍しい。京都にいつまでも存在し続けて欲しい店。南禅寺方面に足を運んだ時には、絶対に立ち寄るべき。

 それから、京都駅近くの「第一旭」。今回で5回目くらいの訪問だが、毎回期待を裏切らない。常に安定した味を提供してくれる。言い過ぎのように思われるかもしれないが、日本の醤油ラーメンの中でいちばん旨いと思う。今までどれだけの醤油ラーメンを喰ってきたんだ、と鼻で笑われるのを承知で敢えて言いたい。おそらく、一度食べたら納得できるはず。軒を並べる「新福菜館」も有名店だが、やはり自分は第一旭が好きだと改めて思った。

 全体として再訪の旅ではあったが、新しい所にも足を運ぶことができた。奈良の興福寺、東大寺、春日大社、法隆寺。特に印象に残ったのは、法隆寺の釈迦三尊像。雰囲気に圧倒された。東大寺の盧舎那仏像はとても有名だが、修学旅行生の喧騒と知名度により、心から楽しむことができなかった。それに比べて、釈迦三尊像は一目見て顔立ちに圧倒された。

 本橋君に薦められた平等院鳳凰堂も良かった。行く途中の道が良いという言葉のとおり、立ち寄りたくなる店が多く軒を連ねていた。「永楽屋」でブックカバーを買い、「中村藤吉本店」で宇治のふきよせと抹茶カプチーノを頂く。旅行は目的地とそれまでの道程をいかに楽しむかが鍵だということを改めて感じさせられた。

 出費は嵩んだが、総じて満足できる旅だった。これも1年に1度。旅の間は全力で楽しむ努力をするべきなのだ。それを体現できた旅であった。

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