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 以前に2度読もうとして、何故か2度とも途中で挫折した村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。3度目の正直で初めて下巻に辿りつくことができた。今回は何とか読み終わりそうだ。

 これを読み終われば、残る長編作品は「ねじまき鳥クロニクル」だけだが、3月中にはまず無理だろう。自分の中で、村上作品は高校生から大学生の内に読むものだという偏見があるのだが、なぜなのだろう?この歳で村上春樹を読んでいるのもなんとなく気恥ずかしい。多分くだらない反メジャー精神が根にあるのだろうけども。メジャー・マイナーという括りよりも、作品自体のおもしろさを知るべきだろうに。少なくとも、自分は村上春樹が好きなのだ。

 そういえば、全く関係のない話なのだが、いつも気になっていたことがある。個人的に最も好きな作家・漫画家である3人―池澤夏樹、村上春樹、山本直樹―の名前について。見れば分かると思うが、3人とも「樹」が付いている。この3人以外にも好きな作家・漫画家はいるが、大量に刊行されている著作物を読み尽くしたいと思ったのは、この3人くらいである。だからどうということもないのだが、無理矢理こじつけるのであれば、この3人が自分の心の樹を成長させてくれる貴重な存在であることは確かなのであった。それを或いは偶然ではなく、必然だったのだと考えることは、個人の考えとしては悪くない。

 「世界の終わり~」を読み終わったら、意を決して「ねじまき鳥クロニクル」を読み始めてみようか。池澤夏樹の長編も読みたいのがたくさんある。「キップをなくして」「きみのためのバラ」「光の指で触れよ」が早く文庫になって欲しい。きっと、まだまだ樹を成長させてくれるはずだ。

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