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非・バランス

非・バランス
非・バランス
posted with amazlet on 06.05.16
魚住 直子
講談社 (2006/05/16)


 ちょっと前に、深夜に映画でやっていたのを見た記憶があったので購入。小日向文世の演技が妙に印象に残っています。講談社児童文学新人賞を獲っているんですね。だからね、児童文学って結構好きなんですよ。自分。

 映画とは若干違ったような気がしますが、いい感じであっという間に読んじゃいました。タイトル通りの内容です。バランスを取っていくのは本当に難しい。主人公とサラの関係は奇妙でありながら、お互いの生活のバランスを取るために支えになるものでしたが、それだけじゃダメなんですね。一つの場所に依存するというのは確かに心地良いものですが、それだけではダメ。結局、最後には自分でしなきゃいけないことはたくさんある。そこへ一歩踏み出す為のきっかけを"その関係"から貰うはずが、依存しすぎることでその関係がいつしか"ぬるま湯"に変わってしまう。そうならないために、自ら行動した主人公と、距離おいたけれど、行動のきっかけだけをあげたサラ。この二人の関係は、ぬるま湯にならなかった。この関係から脱した二人は、きっともう風邪は引いていないでしょう。

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